こんにちは。カラリストスクール・ワムI.C.I 田口です。
少し前から、庭では紫陽花が花盛りですが、紫陽花の花って土壌で色が変化するってご存じですか?
うちでは、地植えの紫陽花を剪定したときの枝を植木鉢に刺しておいたら、今年、その枝から花が咲きました。
地植えの株から咲いた花は全部青紫ですが、植木鉢に入れた枝からは赤紫の花が咲いたんです。
土壌がアルカリ性だと赤く、酸性だと青くなるそうです。(リトマス試験紙と反対なので混乱します)
実際に自分の目で見ると不思議な感じがしますね。
ところで、先日、カラーセラピスト講座のなかでセラピー技法の手順について、ご質問がありました。
確かに、テキストでは一定の方法としてセラピーの手順を説明していますけれども、実際のセラピー場面で、あまりにも手順にこだわりすぎるのはお勧めしません。
逆に、セラピストが「こういう結果にならないとダメ」みたいに思っていると、そうなるように誘導してしまうということも起こります。
ですから、手順は手順として頭においておきながらも、実際のセラピーのなかで起こることにその都度向き合いながら、セラピーの時間を過ごすほうがいいのです。
たとえば、セラピストとしては、ご相談者に色彩コラージュを作ってもらったら、それをもとにいろいろな対話をして、心の解放を目指そうと思っていたのに、作品作りが思った以上に時間がかかって話をする時間がなくなってしまうということもあります。
そういうときは、セラピストも「時間をかけて思う存分、作品を作れてよかったね」という気持ちになれたほうがいいですね。
作っている様子をみながら「こんなに時間かけてたら、話す時間がなくなっちゃう!」と焦る必要はありません。
そういうときは、「今日は、作るのを楽しんでもらう時間が取れてよかったと思います。次回、この作品を通じて感じたことを話してくださいね」と伝えてもいいし、「作品を持って帰ってみて、自分なりに感じたことを次回までにまとめてきてくださいね」と伝えてもいいでしょう。
手順通りにできなくてもいいんです。
セラピストと過ごした時間が、ゆったりとリラックスしたものであること、そして、自分がすることをセラピストが受け入れてくれているという体験がセラピーではとても重要です。
ですから、セラピストはライブ感を大切にして、ときにはアドリブも加えて対応することが必要なんですよ。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
(田口さつき)
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