「ひとりになっても収まらない怒り…」心の悩みを色で解決!

こんにちは。カラリストスクール・ワムI.C.I 田口です。

小春日和が続き、ひなたぼっこが気持ちよい季節ですね。

今日は、そんなあたたかな日差しと関係のあるお話です。
タイトルからは、そんな風に思えない?かもしれませんが、ちょっとおつきあいください。

人は、他者との関わりのなかで生きている限り、「怒り」と無縁で生きていくのは難しいことですね。

生きて誰かと関わっていれば、仮に言葉を発しないとしても、そこには必ず何らかのコミュニケーションがあり、そして、そんななかで「怒り」を感じる場面にも、たびたび遭遇してしまいます。

そんなとき、多くの人は怒りをすぐに外に向かって爆発させることなく、自分のおなかのなかにしまっておかれることがほとんどではないでしょうか?

怒りを他人に見せたからって、問題自体が解決するわけじゃないとわかっているから、無闇に怒りの感情を外に出さず、ぐっとこらえている。

相手に向かって怒りを見せたからって、その相手が変わるわけじゃないのもわかっているから、「ぐぐぐ」と思いながらも「我慢、我慢」と念じながら言葉を飲み込んでいる

本当はおなかのなかは煮えたぎるような感情でうずまいているのに、「大丈夫、大丈夫」みたいな顔を作っていることって、きっとあると思うんです。
すぐに怒りを表に出しちゃう人に対する方法は、まあ、いろいろと考えられているけれど、表には出さないけど、怒りの感情にいつまでも悩み続ける人が本当にどうしたらいいかという答えは、なかなか見つからないのかもしれません。

「怒り」の感情が私の日常を台無しにしている

私にも、もちろんこういう経験があって、その場で出せなかった怒りが、時間が経ってもどうしても収まらなくて…。何をしていても怒りの感情が自分を支配しているような、そんなことがあったんです。
そういうときは、せっかくおいしいものを食べていても、どこかで「怒り」の感情やそれが起こったいきさつなんかを考えていたりして上の空だったり、楽しい時間であるはずの趣味に没頭できなかったり…。挙げ句の果てには眠れなかったり…。全くこの「怒り」の感情が私の日常を台無しにしていました。

「このままじゃダメだ!」と私は強く思いました。
「こんなことで私の毎日が真っ黒な感情に縛られていくなんて嫌だ!!」そう強く思った私(ここでも、「なんで私はこんなことに縛られているのか?」という怒りを感じているのですが…。苦笑)は、いろんなことを試してみました。脳科学者と呼ばれる人の本なんかも読みました。

で、その結果、私にとって一番役に立った方法が、「光の色を感じること」だったんです。

どんな風にするか、それをこれから書いていこうと思いますが、そのやり方をお伝えする前に、みなさんにしていただきたいことがあります。

それは、時間のとらえ方を変えることです。

私自身そうだったのですが、あなたは時間というものを「過去から未来へ流れていくもの」ととらえていないでしょうか?
過去があるから現在があり、現在があるから未来がある。過去が現在や未来に影響を与え、未来に起こる結果を決めていると。

でも、その考え方は、こんな風に書き換えることができると思いませんか?
時間は「未来から過去へと流れていくもの」というふうに。

なぜなら「未来だと思っていた時が現在となり、そしてさらに時が過ぎて過去となる」
この表現のほうが、時間というものを正確に表していると思いませんか?

私は、この考え方に出会ったとき、まるで天地がひっくり返るような気分を味わいました。私もまた、過去に起きたことが未来に影響を及ぼしていくという考え方にとらわれていたからです。

ですから、あなたにも「時間は未来から過去に向かって流れる」ということを、ぜひ目を閉じて感じてほしいんです。

未来から現在の私へと流れ来る時間は、過去とも現在の私とも関係ない、全く新しい、輝かしい時間だと、そんなことがイメージされないでしょうか?

私は「未来から流れ来る時間は、明るく幸福で光り輝いている」そう感じたら、明るい光、淡く黄みがかった明るい光が目の前にぱっとあらわれたような気持ちになったんです。

そして、その光に包まれている感じをゆっくりと味わうことで、私は過去におこった怒りのもととなった事柄や、怒りの感情そのものを自分と切り離すことができました。

光の色は、ひとそれぞれ、さまざまに感じられるかもしれません。でも、それがいいですね。自分の感じた色にすっぽりと全身が包まれる、そんなイメージができたらいいと思います。

「怒り」のような感情は、本来、自分を守るために働いているはずです。

本当に、自分の存在をおびやかすようなことへの「怒り」ならば、我慢しておくことはできないでしょう。

ついつい我慢してしまった怒りというのは、それだけでは自分の命や存在に危険が及ぶことはない。でも、どこか本当に危険なものや状況と共通する何かがあり、だからこそ怒りを感じて、それをいつまでも忘れることができないのではないか、と私は感じています。

そういう我慢してしまう怒りにもたぶん、自分を守るための何かがあると私は思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。(田口さつき)

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