セラピー関係が成り立つのは…

こんにちは。カラリストスクール・ワムI.C.I 田口です。

先日のことですが、私は事務所で

「こんな伝票じゃだめよ!」

と、強い口調で、事務所スタッフに伝票を突っ返していました。

だってね。

「日付も書いていない」
「どこに行ったのかも書いていない」

そんな交通費を請求されても困ります!(怒)

そう。私にはこんな一面もあります。これも私の仕事の一部なんですね。

正しく書いていない書類は、訂正してもらわなくてはいけません。

そして、きちんとしていないことに対しては、強面で対応しなくてはいけないこともあります。

でも、そんな私も、セラピーのときには相談者の気持ちを全面的に受けとめます。

ただ、私が最初に書いたスタッフにセラピストとしてセラピーが行えるかというと、それは無理です。

一方で「書類は正確に書いてください」と叱っておいて、もう一方で「きちんとできないのには何か理由があったんだね」と言うことはできません。

つまり、別の関係性がすでにある人との間では、セラピー関係は成立しないということなんです。

親子関係なんかは一番よい例だと思います。

子どもに「もっとちゃんとしなさい」と叱っている立場の親が、セラピストとして「ちゃんとできないのには何か理由があるんだよね」と言って接しても、説得力がありません。

子どもの側も「そんなこと言ったって、また怒るんでしょ?」と感じてしまうだけだからです。

このように、セラピストと相談者という関係を成立させるためには、別の関係性が全くないのが望ましい。

ですから、セラピーを学んで誰かに練習台になってほしいという人は、「友達の友達」くらいの関係性がいいと思います。

多重関係のないセラピストに自分の話を聴いてもらうことは、自分を本当の意味でさらけ出せるとても良い時間になります。

セラピーを学ぶ方は、ぜひ、講座の時間中などに、このことを体験してほしいと思います。

ですから、講座のなかでロールプレイをする際には、ぜひ自分の悩みを話題として提供してください。きっとその悩みは、講座のなかで解消することと思います。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

(田口さつき)

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