セラピストの描いた理想が砕け散るとき

こんにちは。カラリストスクール・ワムI.C.I 田口です。

セラピストとして、ご相談者と一所懸命に向き合っても、なんだかあまり「良い」方向に行かなかったり、「上手くいかないなあ」と感じることって、これまでに本当にたくさんありました。

あるとき、過干渉の母親をもつ大学生に対してセラピーをおこなったことがあるのですが、少しずつ彼女が自立に向かおうとしたかな?と感じた瞬間、お母さんからセラピーを打ち切られてしまったということがあります。

ご本人がまだ学生だったので、セラピーの料金は親が負担していましたから仕方のないこととも思いましたが、なんとも気持ちのやり場がなく、落ち込んだことをよく覚えています。

最後のセッションで会ったとき彼女が身綺麗におしゃれをしていたことが、救いかな。(強い鬱状態にあると、身のまわりのことに無頓着になり、それがひとつのサインでもあるので。)どんなかたちにせよ、「生きる」ことを選んでくれたら、それでいいと思いますから。

その頃の私は、母親にもきちんと自分のしていることを理解してもらい、なおかつ、彼女が自立していけるという、そんな、今なら「ありえない!」ような理想を夢見てセッションしていましたが、そんなことが起きるはずもなく、途中であっけなく中断してしまったのでした。

私に限らず、セラピーを始めようと思ってご相談者と関わり始めると、どうしても「こうなったらいいな」という理想形が頭に浮かんでしまって、現実がちっともそれに近づかないことに失望するという、今から思うとひどくどうしようもない精神状態になってしまうことって、案外あるんじゃないかしらと思います。

で、今だからこう言えるようになったのですが、そういう期待というものは、おそらくすべて、あっけなく砕け散ります。

セラピーになんの効果もないと言いたい訳ではありません。
カラーセラピーのセッションでは、自分では気づかないかもしれないけれど、小さな変化が心の奥で起こっています。
ただ「セラピストの期待通りにならない」ことは、覚悟しておく必要があるのです。

そして、セラピストである自分も、ひとつの人生を歩んでいる存在としての相談者も、どちらもきっと自分自身の幸せのために生きているのだと信じることが、たぶん一番大切なんじゃないかな。そんな風に思います。

今日も、お読みいただきありがとうございました。
(田口さつき)

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