こんにちは。カラリストスクール・ワムI.C.I 田口です。
猛暑が続きますね。
うちの鉢植えハーブは暑さに負けず頑張って育っていましたが、イタリアンパセリがアゲハチョウのえさ場になってしまいまして、五齢幼虫がもりもりとパセリを食べております。
人間も野菜をたくさん食べて、夏ばてしないよういしなくちゃいけませんね。
ところで、
カラーセラピスト講座のなかで、「○○のときには、どうしたらいいですか?」というご質問をよくいただきます。
そういうときに、私が気になるのは、その「○○のとき」というのが、ご自分が実際に出会ったケースなのかということです。
まだ、学びの途中で、実際のセラピーをおこなっていない段階でも、さまざまなケースに思いをめぐらすことは悪いことではありません。
ただ、さまざまなケースを想定するといっても、すべてのことをあらかじめ想定して準備するというのは不可能です。
それでも、おそらく「この場合は?」「あの場合は?」と気になってしまう方は結構多いのかもしれません。
そこで、私がお勧めしたいことは、
「誰を癒やしたいのかを決める」ということなんです。
カラーセラピストとして、あなたがセラピーを提供したい相手は、どんな人でしょうか?
それを、ある程度はっきりさせて、対象を絞り込んでおくことは、実際にセラピーを仕事にするうえでも大切なことなのです。
ここをきちんと絞っておかないと、「このケースの人が来たらどうしよう」「あのケースの人が来たらどうしよう」と、いつまでたっても自分のセラピーに自信を持つことができなくなります。
まず、自分だったら、どんな人が相談者だったらいいと思うのかを考えてみてください。
たとえば、私なら、子どもの頃から人と目を合わせるのが恐いと思いながら大きくなったし、中学生の頃は男子生徒にからかいの対象にされたこともある。そうすると、同じように対人コミュニケーションに自信が持てない人や、いじめにあっている人などの気持ちを受け止めやすいんじゃないかなと思うのです。
そんな風に、「私なら、こういう状況に置かれている人の気持ちはよくわかるなあ」と思う人をセラピーの対象にしたらいいのです。
たくさんの架空のケースを学ぶよりも、身近で自分と同じような体験をしたひとを癒やすこと。
セラピストとしてスタートしたばかりの人は、そこを目標にしてみてください。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
(田口さつき)
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