カウンセリングでの聴く力を磨くのに、○○は必要ない!?

こんにちは。カラリストスクール・ワムI.C.I 田口です。

ゴールデンウィーク間近ですね。10連休の予定は決まりましたか?
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(ゴールデンウィーク期間中の講座は締め切り間近ですので、お申し込みはお早めに)

ところで、カラーセラピーではご相談者の話を聴く、いわゆる「傾聴」のスキルも大切になります。

もちろん、色を介することでコミュニケーションがスムーズになることは確かですが、それ以前のこととして、話を「聴く」ことはとても大切ですし、必要なことです。

何回も回数を重ねるセラピーでは、最初のうちはほとんどご相談者の話を聴くことに集中したほうがいいのです。
最初から、セラピストが何かを提供しようとするよりも、まずは今の気持ちや悩みなどをしっかり話してもらう時間を作ることこそ、セラピーでは大切なことだと思います。

たとえば、個人のセラピーで1時間のセッションをしようとする場合、初めてお会いする相談者なら30分以上は話を聴くことに集中しましょう。しっかりと話を聴くことで、ご相談者との信頼関係を築くことができます。

この話を聴くというときに、重要になるのが「聴く力」ですね。

傾聴のトレーニングでは、さまざまな「応答」(相談者の発言に対する答え方ですね)について練習することもあります。

ただ、私が相談者の話を聴くということで大切だと思っているのは、

「セラピーの時間はセラピストの発言の時間ではない」

ということだけなんです。

このことがわかっていないと、相談者が発言している間にセラピストの側が自分が次に発言することを考えるということが起こったり、セラピストの興味、関心のままに質問をしてしまったり、ということが起こります。

セラピストは、相談者が話している間、次に自分が何か発言しようと考えるのではなく、あくまでも相談者の話だけに集中します。ただ、それだけなんですよ。

だからね。もし傾聴トレーニングで、「上手い応答」みたいなものを見せられても自信をなくす必要はないのです。
話を聴くために、上手く応答しようとしなくてもいいのです。

セラピストが心から「相談者の話を聴きたい」と思っている、その姿勢こそが大切なんですよ。

今日もお読みいただき、ありがとうございました。
(田口さつき)

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